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☆★【ネコたんの日常⑧(後編)】★☆
(※この画像では、複数の画像を組み合わせていますので、登場キャラクターの姿などに矛盾が生じる場合がありますが、ご了承ください)
司会者「みんな、おまたせー。料理コンテスト決勝戦を始めるよー!」
司会者「決勝に勝ち残ったのは、この四チームだ」
Aブロック代表:チーム『ダブル・ホワイト』
Bブロック代表:チーム『こねこたんず』
Cブロック代表:チーム『料理の鉄ちゃんズ』
Dブロック代表:チーム『神さまです』
司会者「決勝戦の課題は、『ダイエット料理』だよ。お魚を食べ過ぎちゃって最近メタボ気味なボクのためにも、四チームともがんばってねー」
こうして、決勝戦の幕が切って落とされた。
優勝候補は、予選をわずか1秒で突破したチーム『神さまです』。
優勝チームを予想する賭けの倍率は、
チーム『ダブル・ホワイト』:10倍
チーム『こねこたんず』:32倍
チーム『料理の鉄ちゃんズ』:12倍
チーム『神さまです』:2倍
圧倒的人気のチーム『神さまです』。
このチームに勝たない限り、俺達のチーム『料理の鉄ちゃんズ』は優勝できない。
おそらく正攻法では分が悪い。
ここは、アイデアで勝負するか・・・。
司会者「おっと、チーム『ダブル・ホワイト』が完成したみたいだね」
司会者「この辺全部と」
司会者「これだね」
審査員「残念、失格です」
審査員「たしかにダイエットできそうですが、これらは料理ではありません。食器です」
チーム『ダブル・ホワイト』「うぴゃー」
【チーム『ダブル・ホワイト』:失格】
司会者「次に手をあげたのは、チーム『料理の鉄ちゃんズ』だよー」
ネコたん「まず、これ」
ネコたん「中身をそそぐぜ」
審査員「なるほど。これなら半分の量ですから、ダイエット効果が期待できそうですね」
ネコたん「付け合わせは、これ」
審査員「これも低カロリーですね。見た目も涼しげで、なかなかの好印象です」
神さま「私のも、できたよ♪」
神さま「これと」
神さま「これと」
神さま「これ、ぜ~んぶ♪」
観客たち「すげー! あのサイズだったら、どれだけ食べても太りそうにないな」
司会者「残り時間は、あと1分・・・50・・・40・・・30・・・20・・・10、9、8」
キッド「はいっ!」
(↑審査員の前にお皿を投げるキッド)
キッド「僕たちの料理、『産地直送お寿司』です」
司会者「ここで、タイムアーップ! チーム『こねこたんず』、ギリギリセーフ」
審査員「では、審査をします。少しの間、お待ちください」
司会者「さて、どのチームが勝つのかな。ボクも楽しみ楽しみ♪」
司会者「チーム『料理の鉄ちゃんズ』か」
司会者「チーム『神さまです』か」
司会者「それとも、チーム『こねこたんず』?」
司会者「お、結果がもうすぐ出るみたいだよ」
神さま「ちょっと待って!」
神さま「私、棄権する。十分楽しめたから、もういいや」
司会者「ここにきて、いきなりの爆弾発言だね。ということは、残ったのは2チーム。チーム『料理の鉄ちゃんズ』と、チーム『こねこたんず』の一騎打ちだー」
審査員「では、審査結果を発表します」
審査員「優勝は・・・」
審査員「チーム『こねこたんず』の『産地直送お寿司』です!」
キッドの彼女「やったね、キッド。優勝だよ、優勝!」
キッド「やったー! やったー! やったー!」
審査員「この料理のポイントは、子猫の手によってつくられているということです。大人の猫が握るよりも、一回りサイズが小さくなっていました。それが絶妙の食感を生み出すと同時に、ダイエット効果も高めていました。文句なしの優勝です」
観客たち「ぱちぱちぱち。よくやったぞ、チーム『こねこたんず』」
司会者「優勝チームが決まったところで、もう一つの賞品も発表しちゃうよ」
司会者「最高級お寿司だよ」
観客たち「いいなー、うまそうだなー」
キッドの彼女「じゃあ、キッド。本当にいいの? 私の勝手なわがままなのに?」
キッド「うん。この料理コンテストに参加したのは、最初から、それが目的だったじゃないか」
キッドの彼女「ありがとう。私、伝えてくるね」
キッドの彼女「あのー、ネコたんさん。この最高級お寿司、あげます。前にキッドからもらった『指輪』のお礼です。受け取ってくださいな」
ネコたん「俺だけじゃ食べきれないよ。一緒に食べよう。おーい、神さまも来いよー。お寿司あるよー」
こうして、俺はキッドやキッドの彼女、神さまと一緒に、お寿司を食べることにした。
ところが
ネコたん「ううううううう。わさびがー、わさびがー。鼻がもげるー」
(ネコたん「どうして、俺のお寿司にだけ、こんなに大量のわさびが???」)
(神さま「ネコたんは、いじりがいがあって面白いなぁ♪」)
(神さま「それと・・・」)
(神さま「子猫ちゃん、あなたの『ネコたんに恩返しさせてくださいな』という願い事、かなえてあげたからね★」)