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☆★【ネコたんの日常⑧(前編)】★☆
(※この画像では、複数の画像を組み合わせていますので、登場キャラクターの姿などに矛盾が生じる場合がありますが、ご了承ください)
???「お星さま、どうか・・・・・・・・・くださいな」
ネコたん「ある日、俺のもとにビデオメールが届いた」
司会者「ネコたん、元気ぃ? 今度、料理コンテストを開くから、参加を夜露詩駆ねー」
ネコたん「一チーム二名か。誰かを誘わないといけないな」
ネコたん「よーし。せっかくだし、神さまと組むか」
ネコたん「これで届けばいいけど。まぁ、神さまだし何とかなるだろ」
しかし、数日待っても、神さまからの返事は来なかった。
仕方がないので、俺は他の誰かを誘うことにした。
ネコたん「よぉ、キッド。今度の料理コンテスト、一緒にチームを組まないか?」
(※『ネコたんの日常⑥』では、ただの子猫でしたが、今回「キッド」という名前になりました)
キッド「ネコたん、ごめん。僕、彼女と参加するんだ」
ネコたん「そりゃ良かったな。俺も別の奴を見つけて必ず参加するから、いい勝負をしような」
キッド「うん。最近、彼女と一緒に料理の本を読んで勉強しているんだ。そう簡単には負けないつもりだよ」
ネコたん「キッドに断られたのは、痛手だな。仕方がない。あいつに頼むか」
???「料理コンテスト? いいぜ、俺様に任せておきな」
黒猫「グルメな俺様が公正な審査をしてやるぜ」
ネコたん「違う違う。審査員じゃなくて、参加する方。料理の邪魔だから、その服は脱いでくれ」
黒猫「つくる方は面倒だな。他をあたってくれ」
ネコたん「チームを組んでくれたら、限定版の山手線チョロQをやる」
黒猫「俺様に任せておきな!」
???「ネコたんめ。毎回毎回、お前の思い通りにはさせんぞ。今度の料理コンテストで優勝するのは、この吾輩だ」
そして、料理コンテストの予選当日になった。
司会者「みんな、おまたせー。隠し芸大会・・・じゃなくて、料理コンテストを始めるよー!」
司会者「予選は四ブロックに分かれて行うよー。各ブロックの一位チームだけが決勝進出だから、がんばってねー」
司会者「今回の賞品は二つあるんだけど、その片方をいきなり教えちゃうね」
司会者「京都の有名なお庭を再現したスーパートイレだよー」
観客たち「おーーーーーーー!」
こうして、料理コンテストが始まった。
(予選Aブロック)
司会者「Aブロック予選しゅーりょー。決勝に進むのは、チーム『ダブル・ホワイト』だよー」
司会者「つくった料理はこれ」
審査員「赤鼻のトナカイが一つ混じっているのが、ポイント高かったです」
(予選Bブロック)
司会者「混戦のBブロックを制したのは、チーム『こねこたんず』!」
キッド「え、僕たち? やったー! 決勝進出だ!」
キッド「僕たちのラーメンが勝ったんだ!」
審査員「このアイデアはいいですね。私は猫舌なので、こういう料理は嬉しいです」
(予選Cブロック)
黒猫「ネコたん、もう少しで完成するぞ。俺様がついているだけあって、最高の焼き上がりだ」
???「ふふふ。おそい、おそすぎるぞ、ネコたんよ。吾輩の料理はすでに完成してしまったぞ。決勝進出はいただきだ」
???「見よ! このできばえを。名付けて『虹の彼方へ』!」
審査員「げ・・・司会者くん。たまには、君が試食してみませんか。ほら、この紫のとか、どうです?」
司会者「美味しそうに見えないから、ボク食べないよ」
ネコたん「よし。完成だ」
審査員「うん。美味しい。決勝進出は、チーム『料理の鉄ちゃんズ』です」
(予選Dブロック)
司会者「他のブロックで時間を使いすぎちゃったので、Dブロックだけはルールを変えるよ。タイムアタック勝負。早くできた料理ほど、ボーナス点をあげちゃうよー!」
(1秒後)
司会者「え? もう料理が完成したの? 早すぎだね」
審査員「『スマイルオレンジ』ですか。簡単そうに見えますが、かなり幸運な料理人でないとつくれない奇跡の料理ですよ」
司会者「ということで、最後の決勝進出チームは、このチーム」
司会者「チーム『神さまです』!」
ネコたん「神さま、参加してたのかよ!」
ネコたん「でも、ペアじゃないと参加できないんじゃ・・・」
神さま「ふふふふふふふふ。ネコたん、神さまにはね」
神さま「《分身》という《神わざ》もあるんだよ♪ これなら、ひとりぼっちでも出場可能!」
【決勝進出チーム】
Aブロック:チーム『ダブル・ホワイト』
Bブロック:チーム『こねこたんず』(←キッド)
Cブロック:チーム『料理の鉄ちゃんズ』(←俺)
Dブロック:チーム『神さまです』(←神さま×2)
司会者「決勝戦は、三日後の五月五日だよ。『ダイエット料理』で競い合ってもらうからね。お楽しみにー」