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☆★【ネコたんの日常⑥】★☆
「俺は、ネコたん。その場のノリで、姿が変わる猫さ」
(※この画像では、複数の画像を組み合わせていますので、主人公の姿などに矛盾が生じる場合がありますが、ご了承ください)
仲間の猫「ネコたん、久しぶりに《猫カジノ》へ遊びに行かないか?」
「いいぜ。支度するから、玄関で待っていてくれ」
子猫「ネコたん、《猫カジノ》に行くなら、僕も連れて行ってくれよ。お願いだよ」
「駄目だ。家で留守番していろ」
「へそくりを持って行くか」
「そこに隠れても駄目だ。連れて行かない」
子猫「あー、ばれちゃった」
子猫「お願いだよ。欲しい物があるんだ」
「それなら、俺に任せておきな。たくさん稼いでくるから」
「で、欲しい物は何だ?」
子猫「これや」
子猫「これも欲しいけど」
子猫「一番欲しいのは、指輪かな」
子猫「大好きな女の子にプレゼントしたいんだ」
「こうして、俺は子猫と約束をした」
「《猫カジノ》は遠いので、この車で向かう」
(↑片道100NYAN)
「着いた。ここが《猫カジノ》だ」
支配人「おや、ネコたん様。それに他のみなさまも。ようこそお越しくださいました」
支配人「本日の《猫レース》は、今から始まるので最後になります」
「ここは、大勝負することに決めた」
「どうやら、仲間もみんな、大勝負するらしい」
「2番の《シマウマゼブラ》に500000NYAN」
「レースが始まった」
アナウンサー「スタート直後に飛び出したのは、5番《タマノムスコ》です」
アナウンサー「おおっと、ここで逆転! 先頭は4番《ウスメマダラ》です」
アナウンサー「最終コーナーを曲がって飛び出してきたのは、2番の《シマウマゼブラ》!」
アナウンサー「ゴール直前、いきなりショートカットしてきたのは、6番《コイメマダラ》!」
アナウンサー「逃げる《シマウマゼブラ》、追いかける《コイメマダラ》。今、ほぼ同時にゴール!」
アナウンサー「誰がこの展開を予想したでしょうか。勝ったのは、6番《コイメマダラ》! 大穴です!」
「そんな・・・」
(↑無一文になりました)
「帰りの交通費もなくなったので、みんなで歩いて帰ることに」
(「子猫との約束、どうしよう・・・」)
二時間後。
「疲れたので、公園で休憩」
「家まで、あと四時間はかかる。それに、あの約束も・・・」
「そうだ!」
「みんな、乗るんだ。足ふきマットのふりをするんだ」
「うまくいけば、家の近くまで連れて行ってくれるぞ」
三十分後。
仲間の猫「すげーな。ネコたん。こんなに早く帰ってこられるとは思わなかったよ。俺たち運がいいな」
(「運が良かったら、全員無一文にはなっていないんだけど」)
仲間の猫「疲れたから、もう休むよ。ネコたんはどうするの?」
「俺は大切な用事があるんだ」
「よぉ。ただいま」
子猫「あ、ネコたん。《猫カジノ》で負けたんだよね? 余計なプレッシャーかけちゃってごめんね。指輪はもういいよ」
「そんな心配しなくても大丈夫。『指輪』はある。ちょっとイメージとは違うかもしれないけど。ここに置いておくから、その女の子にプレゼントしろよ」
(↑これが、俺の置いてきた『指輪』だ)
「今度《猫カジノ》に行く時は、きちんとリベンジして、あの子猫に色々とおみやげを持って帰ろう。ただ、しばらくはギャンブルをやめておこうと思う」